今年のはじめに、筆者はGoogle先生のAIにお伺いをたてていました。
年明けからしばらくすると、円高になり、株も安くなるというお告げがあったので、様子を見たりインバースを買ったりして機会費用が発生するどころか確定損失が発生したりしていました。
じゃから、Bardはそうそうに引退させられてGeminiになったのか
すぐに転勤する証券会社営業員かな
じじいの損失で責任を取らされたかどうかは知りませんが、思いっきり買い時を逃したことだけは事実です。
そんな2024年ですが、3月中旬から風向きが変わってきて、日経平均は高値から10%近く下げる局面が訪れました。つまり、買い場の到来です。もちろん、年初から比べるとまだまだ高値です。
せっかく下がったので温存してきた(高値更新で使いそびれていた)NISA成長投資枠を使うことにしました。
成長投資枠の使いみち
「成長投資枠もつみたて枠もオルカン一本で大丈夫!!」
という意見がかなり見られますし、分散の点でもおそらくは正解の一つだと思います。
じゃがワシは、さっさとFIREしたい!!
そう考えるくらいには頭つかわず貯金しちゃったんだよね
溜めた投信を削っていくのは精神衛生上よくない
チキンだもんね
ということで、成長投資枠は配当投資に使いたいと考えています。
配当投資のデメリットとして
1.資産成長性が低い
2.配当への課税が複利効果を低減させる
ということが言われています。
しかし、マネックス証券のファンド比較ページを使ってみると
高利回りファンドで唯一のNISAつみたて投資枠対象投信である日経平均高利回りファンドとeMAXISSlim日経平均を2019年初頭から比較してみると、コロナショック直後は日経平均が1.5倍くらいに増えている一方で、高配当はヨコヨコですが、2022年中頃に追いつき、今では日経平均を上回っています。
eMAXISSlimオルカンと比べてみても、2023年中頃にキャッチアップしています。
でも、基本的にはオルカンの方がパフォーマンス良いよね
これだと、S&P500やNASDAQ100には……
知らん方が幸せなことがあるんじゃ!
この期間はどこをとってもアホみたいに値上がりしているので比較対象としてナンセンスとも言います。ここまで上がっていればいずれにせよ恩恵が大きいのですが、私は貯金しかしていなかったので全くの恩恵がありませんでした。(泣)
配当への課税については、免税制度であるNISAを使えば最初の課税はパスできます。
eMAXISSlimシリーズのように、分配金を元本に再投資していく形態の方が非課税のメリットを最大限に発揮できるのはそのとおりなのですが、取り崩しの難しさがあります。
NISAの取り崩しは想像できんの
想像力に欠けるじじいだ
1489 NEXT FUNDS 日経平均高配当株50指数連動型上場投信
高配当ETFの中で
1.分配利回りが高い
2.株価上昇率も高い
という条件で考えると、まず選択肢になるのが1489かと思います。
株価が上がってしまったいまとなっては、高配当(3%未満)というのは微妙じゃが
(日経平均ETFよりは)高配当
株価上昇率が高い1651や、信託報酬が安い1478という選択肢もありますが
1489に比べると利回りが……
利回りだけに目をつけるのはぐのこっちょーだよね
未来のことはわかりませんが、利回りも上昇率も良かったのは事実です。また、出来高が多いため万が一夢やぶれて売り払う時も安心です。
ただ、問題としては
で触れたとおり、まだ分配実績が出てないとはいえ、NISA成長投資枠対象で信託報酬が激安な「Tracers 日経平均高配当株50インデックス」が出ているため、長期投資対象として割と良さそうに見えます。
これは、商品選択肢が狭い証券会社でNISA口座を作っているデメリットじゃった
1489をNISAで買ってみた結果
何度かに分けて買ってみた結果、微妙な取得単価となっています。年初一括であれば2000円を割っていた(分割前なので60000円以下だった)ので、1割以上高値づかみしたことになります。
これでも、年初来高値から5%くらい安値で買えたんじゃ
大統領選挙まで待てば年初来安値狙えたかもしれないのにね
安値を狙って、2023年のように結局まともに買えなかった苦い思い出もあります。
ずっと高値だと思っていた値段が2024年からすると安値だという……
ついでに、NISA用の大和コネクトにはNISA成長投資枠資金のため資金を確保していましたが、欲をかいて、待機資金有効活用と称して債券ETFを買ってしまっていたため含み損で動けませんでした。
このため、一番下がった時期にはNISA口座で買い付けが叶わず、資金移動も間に合わなかったので
結局、それなりの数量をSBIの特定口座で買ってしまうのでした。
特定口座で買っちゃったら、高配当ETFのデメリットがでちゃうよね
おかげで資金の余力がシビアになってしもうた
さらに、あがり始めてから追加購入しようとしてもすでに遅し。
NISA成長投資枠の残りは40万円を切ったものの、追加購入するには躊躇する額まで上がってしまいました。
あの時高値だと思ったのが、その先の安値だというのはよくあることだとわかってはいるのですが……
その内容、さっきも書いたよ
そこが新しい始発駅になるんじゃ
ヒンデンブルグオーメンが出たらしいので株高の旅は終わってもおかしくないような