個別の商品が出ていますが、勧誘の意図は一切ありません
昨年の実績を見ると、アメリカの配当重視ETFはさほど上がっていませんが、日本株の配当重視ETFの上がりぶりは尋常ではありません。
中国株でも上がっている部門があるとは
いずれ全部上がるからだいじょーぶ、ダイジョーブ
株価が上がりすぎて、配当利率は下がり続けていますが、たけき者も遂には滅びぬという言葉のとおり下がった時の受け身を考えておく必要があります。
買ったファンド5種
またおとなのバランス買ってた
下落局面には強いはずなんじゃ
いつその局面になるか知らんが
他に、債券ファンドとBDCファンドも先月と同じです。
米国株カバードコール戦略ファンド
実は先月も買っているファンドです。
JEPIという米国ETFに投資するファンドです。
SP500の資産を持ちつつ、コールオプションの売却した代金を配当に回すため、結果として値動きがマイルドになるはずの値動きをするファンドです。
金融庁が激オコした仕組債と同じような仕組みですが、リターンは高めに設定してあります。
ノックアウトされた場合どうなるかはわからないものの、アメリカでは設定されたアクティブファンドで最大の資金流入量を記録したお化けファンドです。
元ファンドであるJEPIXを見ると、コロナショックでもノックアウトは起こしておらず、コロナショックでの下落率もSP500とそれほど差がありません。
トータルリターンで見ると、年間を通じて下落していた2022年以外はSP500に大負けしているのはご愛嬌です。しかし、リターンを確保しつつリスクを抑えるストラテジはとても重要です。
値動き以外のリスクとなる、オプション部分のリスクはどの程度で具現化するのかが分かりません。(なにせ時価ですので)
4兆円のファンドに穴があく(オプション権利行使なので0にはならない)のは大惨事となりそうです。4兆円のファンドに高い分配金を払うだけのオプションを買ってくれる需要が今後も続くのかもリスクとして考えておくべきかもしれません。
このファンドを日本円で買い付けるようにしたファンドがSBIで取扱っています。
力を入れたランディングページを作っていますが、総資産は4億円(2024/2時点)です。
信託報酬が割高じゃしのぉ
ぶっちゃけ、米国ETF直接買った方が安くつくし
このランディングページにある通り、上昇局面ではSP500本体に劣後しますが、2022年のような下落があった場合、分配金が下落を補完します。東証上場のETFによくある米国税10%について二重課税の調整があるかどうか、読み込んでいません。
じつはETFをまとまった数量買っているんじゃ
じじいが居るから分配金が渋くなったんだね
上のXメッセージは減少率の計算を間違えているのは無視してください。実際は29.7%減少でした。
SP500までのリターンがなくとも、リスクが減ればFIRE時の安全率が高まるというのは
で書いたとおりです。
だから、この上昇局面に置いていかれたんだよね
上昇に弱い点で批判のある商品ではあります。
リーマンショック級がきた場合どうなるかわからないものの、コロナには耐えているので苦情殺到の仕組債と同じことにはならないとは思いたいところです。ただ、ファンド規模が肥大化しているのでコロナの時期と同じ運用方針が取れるのかも理解して買っていません。
調べればオプション取引の流動性くらい見つかると思うよ
四の五の言わず儲かりそうだったらええんじゃ
(だめだ、このじじい早くなんとかしないと)
まとめ
この3ヶ月間の買い付け状況は下のとおりです。
2023/12 | 2024/1 | 2024/2 | |
日興-Tracers グローバル3分法(おとなのバランス) | 50,000 | 10,000 | 10,000 |
日興-ミューズニッチ米国BDCファンド(年2回決算型) | 10,000 | 10,000 | |
SBI岡三-米国株カバードコール戦略/JPM米国株式・プレミアム・インカムETF | 10,000 | 10,000 | |
楽天-楽天・インデックス・バランス・ファンド(債券重視型) | 10,000 | ||
りそな-Smart-i 先進国債券インデックス(為替ヘッジあり) | 10,000 | 10,000 | |
SBI-SBI日本高配当株式(分配)ファンド(年4回決算型) | 10,000 |
完全に防御としたつもりの債券ファンドで含み損が出ているのは見込みが違っています。